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「φなら」の考察 : ナラ条件節との関連を視野に入れて
https://doi.org/10.15084/00003510
https://doi.org/10.15084/00003510e8bf36a5-ee44-4f68-b8fa-0a970d4396bf
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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papers2201.pdf (367.1 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2022-01-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「φなら」の考察 : ナラ条件節との関連を視野に入れて | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Analysis of φnara : Contrast with nara-Conditional Clauses | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 句や語をともなわない「なら」 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ナラ条件節 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 事実的条件文 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 接続詞 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | nara | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | nara-conditional clauses | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | factual conditional sentences | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | conjunctions | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15084/00003510 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
宮部, 真由美
× 宮部, 真由美× MIYABE, Mayumi |
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著者所属 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 鳴門教育大学 | |||||
著者所属(英) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | Naruto University of Education | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | この論文では,「なら,早く着替えてきなさい」のように「なら」の前に句や語をともなわずに用いられる「なら」について分析を行なった。分析の結果,この「なら」は「なら」のあとにつづく内容が推論によるものだということを積極的に示しつつ,相手(聞き手)がそのような内容の発言をしたことが「なら」につづく発話内容の根拠であるということを表わし,かつ相手のその発話内容が,それをうけて発話する話し手の発話の動機づけ,そして発話内容の条件やきっかけとなっていることを表わすというはたらきをしている。また,話し手の問いかけ・確認要求に対して相手の返答がない場合,あるいは返答を待たずに発話をつづける場合は,話し手は相手が同意・肯定しているものとして,そのことを「なら」でうけて,後ろの自分の発言へとつづけていることがわかった。接続詞「それなら」との対照から,「それなら」と「なら」は先行する発話が相手(聞き手)のものではなく話し手自身の場合に,「それなら」はその自分の発話内容をうけるが,「なら」はうけないという違いがあることがわかった。このことから,「なら」が接続詞としては「それなら」と同じレベルのものではないということがわかった。 | |||||
抄録(英) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | In this paper, we analyzed instances of nara that do not constitute a clause. The word nara indicates that the content following it is based on inference, whereas the basis for the subsequent content is the listener's utterance. Additionally, nara shows that the substance of the listener's utterance motivates and conditions that of the speaker. If the listener fails to respond to the speaker's question or confirmation request, or if the speaker continues without waiting for an answer, the speaker assumes that the listener agrees with or affirms the request, receives it with nara, and continues to the next statement. In contrast with the conjunction sorenara, a difference was observed between sorenara and nara, where the preceding utterance is not of the listener but the speaker. While sorenara receives the meaning of the speaker's utterance, nara does not. Hence, we found that nara as a conjunction is not on par with sorenara. | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 国立国語研究所 | |||||
書誌情報 |
国立国語研究所論集 en : NINJAL Research Papers 号 22, p. 1-15, 発行日 2022-01 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 2186-1358 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |