@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003758, author = {居關, 友里子 and 小磯, 花絵 and Iseki, Yuriko and Koiso, Hanae}, book = {言語資源ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源ワークショップ2022, 開催地: オンライン, 会期: 2022年8月30日-31日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター, 本研究では、国立国語研究所で現在構築中の『子ども版日本語日常会話コーパス(仮)』に格納予定である幼児1名(2歳6ヶ月〜3歳1ヶ月時)と保護者の会話データを使用し、ここで行われていた日常場面をテーマとしたごっこ遊びのやり取りについて記述を行った。着目したのは、模倣される場面に関する日常的な知識がどのようにごっこ遊びのやり取りの中に出現し、利用されているのかについてである。会話データからは当該場面や特定の役割に紐付いた挨拶表現や定型表現、典型的な振る舞いやその連鎖が文脈の共有や役割の交渉、場面の切り替えの表示などに利用され、やり取りの足場となっている様子が観察された。馴染みのある場面からそうでない場面まで、子どもが現実の中で「当該場面らしさ」を見出したこれらの表現・振る舞いに関する知識を試行、調整する場としてごっこ遊びは機能していると考えられる。, application/pdf, 国立国語研究所, 国立国語研究所, National Institute for Japanese Language and Linguistics, National Institute for Japanese Language and Linguistics}, pages = {253--261}, publisher = {国立国語研究所}, title = {幼児と保護者によるごっこ遊びの相互行為―日常場面に関する知識の利用に着目して―}, volume = {1}, year = {2023} }