@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003752, author = {泉, 大輔 and Izumi, Daisuke}, book = {言語資源ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源ワークショップ2022, 開催地: オンライン, 会期: 2022年8月30日-31日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター, 本稿で取り上げるのは、「振り込め詐欺」「早く帰れオーラ」「幻のポケモンをもらおう!キャンペーン」「いいねボタン」「かまってちゃん」「朝はパンだ派」など、合成語の前項に「文相当の要素」が生起する言語現象(以下、「文の包摂」)である。一般に日本語の語形成規則では、語(小さい言語単位)の中に文(大きい言語単位)は入り得ない(*明日行こう店)。しかし、「振り込め詐欺」という表現は、「〇〇詐欺」という合成語の中に「振り込め」という命令文相当の要素が含まれている点で逸脱的な表現と言える。本研究では主にコーパスを用いて「文の包摂」の実例を収集し、その使用実態を記述した。その上で、「文の包摂」は個人が臨時的に名づけやネーミングに用いられ、「新奇性」という表現効果がその使用の動機づけになっていると考察した。, application/pdf, 東京外国語大学, Tokyo University of Foreign Studies}, pages = {155--186}, publisher = {国立国語研究所}, title = {現代日本語の名づけにおける「文の包摂」}, volume = {1}, year = {2023} }