@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003516, author = {東泉, 裕子 and HIGASHIIZUMI, Yuko and 高橋, 圭子 and TAKAHASHI, Keiko}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2021, 開催地: オンライン, 会期: 2021年9月13日-14日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本稿では、現代日本語における漢語「正直」の副詞用法の使用実態を調査し、その結果を報告する。「正直」は「正直、驚いた」のように単独で副詞として使われることがある(以下、「正直φ」)。また、「正直(ニ)言ッテ」「正直ナ話」なども全体で副詞句・節として使用されている。本稿ではこれらを「正直」の副詞用法と呼び、その使用実態を書き言葉・話し言葉の各種コーパスに基づき調査した。結果は以下のとおりである。「正直」の副詞用法は、(i)書き言葉でも話し言葉でも広く使用されている。(ii)「正直」の全用例中、半数以上を占める。(iii)「正直φ」「正直言ッテ」の2種類で全体の8割近くを占める。(iv)「正直φ」以外で「正直」と共起する表現は、「言ウ」「話」など発話に関するものが大半であり、話し手がこれから述べることが本音や本心であるという前触れのメタ言語的機能を果たしている。「正直φ」の機能も同様である。, application/pdf, 明治大学, 東洋大学, Meiji University, Toyo University}, pages = {249--258}, publisher = {国立国語研究所}, title = {現代日本語における漢語「正直」の副詞用法}, volume = {6}, year = {2021}, yomi = {ヒガシイズミ, ユウコ and タカハシ, ケイコ} }