@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003500, author = {前川, 喜久雄 and MAEKAWA, Kikuo}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2021, 開催地: オンライン, 会期: 2021年9月13日-14日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 発表者らは2017年以来、リアルタイムMRI動画撮像技術を用いた日本語調音運動のデータベースを構築してきており、2021年4月にはその一部(標準語話者10名分)を試験公開した。本発表ではスペシャルセッションへの導入を兼ねて、プロジェクトの紹介をおこなった後に、リアルタイムMRI動画が調音音声学研究にもたらす革新の可能性を論じ、これまでに得られた標準語に関する研究成果を提示する。具体的には、(1)日本語の発話末撥音は従来多くの教科書類に⼝蓋垂音と記載されてきたが、実際には直前の⺟音によって⼝蓋全体にわたって大幅に移動していること、(2)日本語ワ行子音には二重調音が行われている痕跡は確認できず、調音位置は両唇にあると考えられること、(3)日本語の「ヒ」と「シ」の子音は、正中断面に関する限りほぼ同一の調音位置を保ちながら、冠状面の特徴を変化させ、同時に流量を制御することによって、調音しわけることができること、等である。, application/pdf, 国立国語研究所, National Institute for Japanese Language and Linguistics}, pages = {96--107}, publisher = {国立国語研究所}, title = {リアルタイムMRI動画データベースプロジェクトの概要と調音音声学への応用}, volume = {6}, year = {2021}, yomi = {マエカワ, キクオ} }