@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003499, author = {島崎, 英香 and SHIMAZAKI, Hideka}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2021, 開催地: オンライン, 会期: 2021年9月13日-14日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本発表では『多言語母語の日本語学習者横断コーパス』(I-JAS)を用いて、中国語を母語とする日本語学習者と韓国語を母語とする日本語学習者の書き言葉における副詞の使用実態を量的に調査し日本語母語話者と比較したうえで、副詞の過剰使用、過少使用の実態を分析する。調査の結果、以下のような点を明らかにした。 a.日本語母語話者の副詞使用量と比較してみると、中・韓学習者ともに上級前半になると副詞の使用量が母語話者を上回っており、中・韓学習者の副詞の過剰使用の可能性が示唆された。 b.それぞれ習熟度別に調査した結果、中級から上級前半までの中・韓学習者の過剰使用副詞には「ちょっと」「もう」「よく」「もっと」などがあり、話し言葉で使われる副詞を多用していることが認められた。一方、過少使用副詞には「メール」タスクの「大変」「よろしく」「是非」「何卒」などあった。 c.タスクごとの副詞の使用については、日本語母語話者はタスクごとに様々な副詞を使い分けているが、中・韓学習者ともタスクごとの使い分けは顕著にみられず、副詞のバリエーションも多くはなかった。, application/pdf, 専修大学, Senshu University}, pages = {76--95}, publisher = {国立国語研究所}, title = {書き言葉における日本語学習者の副詞の使用実態 : I-JASを用いて中・韓学習者を中心に}, volume = {6}, year = {2021}, yomi = {シマザキ, ヒデカ} }