@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003192, author = {山崎, 誠 and Yamazaki, Makoto}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2020, 開催地: オンライン, 会期: 2020年9月8日−9日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 『分類語彙表』は初版の刊行以来,日本語研究に利用されてきた。しかし,2004年に増補改訂版が刊行されて以来,さらなる増補は行われていない。本稿は,『分類語彙表』を研究に利用する上で,もっとも重要な課題の一つである,不採録語を減らすという観点から,語彙の拡充の方法を分類体系の見直しを中心に検討し,試案を提示するものである。語彙の拡充の候補は以下のとおりである。(1)助詞・助動詞などの機能語(2)固有名詞(固有表現)(3)外国語(4)メタ言語(5)句読点などの記号類(6)語断片(7)未知語。(1)~(3)は,意味の付与が可能なもの,(4)以降は,意味付与が可能でない(必要が無い)ものである。助詞・助動詞などの機能語は品詞相当と考え,0番台を与える(例えば格助詞「が」に分類語彙表番号0.1000を与えるなど)。固有名詞(固有表現)は,現在の分類体系をできるだけ維持するのであれば,内包的表現の所属する分類項目に位置付けるのが妥当であろう(「アカデミー賞」「グラミー賞」は「1.3682 賞罰」に置くなど)。メタ言語的用法は意味分類には反映させず,「用法」という別フィールドで属性を記述する。また,句読点,語断片,未知語は意味付与が不要という属性を与えて区別することを考えている。以上のような拡張で,ほぼ全ての語に何らかの分類語彙表番号を与えることが可能となる。, application/pdf, 国立国語研究所, National Institute for Japanese Language and Linguistics}, pages = {365--370}, publisher = {国立国語研究所}, title = {『分類語彙表』の質的拡張の試み}, volume = {5}, year = {2020}, yomi = {ヤマザキ, マコト} }