@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003186, author = {宇佐美, まゆみ and Usami, Mayumi and 張, 未未 and Zhang, Weiwei}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2020, 開催地: オンライン, 会期: 2020年9月8日−9日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 日常生活に頻繁に生じる笑いは,ポライトネスにもかかわり,対人コミュニケーション上,極めて重要である。本研究では,『BTSJ日本語自然会話コーパス(2020年版)』を用いて,日中接触場面の初対面・友人同士の雑談における「バランスをとるための笑い」(早川,2000a)を,母語話者と非母語話者で比較した。その結果,(1)「バランスをとるための笑い」は,初対面会話では,母語話者のほうが多く,友人同士の会話では,非母語話者のほうが多い。(2)母語話者は,友人との会話より初対面会話において,「バランスをとるための笑い」が多いが,非母語話者は,友人との会話のほうに多い。(3)母語話者は,初対面会話において「自分の領域に属する内容」に言及する際,笑いが共起することが多いが,非母語話者は,初対面・友人同士いずれの場面においても,「相手領域に踏み込む際」に「バランスをとるための笑い」を共起させてポジティブ・ポライトネスを表していることなどが明らかになった。, application/pdf, 国立国語研究所, 早稲田大学, National Institute for Japanese Language and Linguistics, Waseda university}, pages = {301--314}, publisher = {国立国語研究所}, title = {日中接触場面の雑談における母語話者と非母語話者による「バランスをとるための笑い」の分析 : 『BTSJ日本語自然会話コーパス(2020年版)』を用いて}, volume = {5}, year = {2020}, yomi = {ウサミ, マユミ and チョウ, ミミ} }