@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003168, author = {宮崎, 康支 and Miyazaki, Yasushi}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2020, 開催地: オンライン, 会期: 2020年9月8日−9日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本研究の目的は、日本語の書き言葉における「障害」を巡る否定表現の射程を、「障害がない」を事例として、「障害の社会モデル」の援用により明らかにすることである。そこで、「日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)」および「筑波ウェブコーパス(TWC)」より否定表現「障害がない」の用例を収集した。用例の中から、「人間および人間の集団、ないし人体の一部分に関する障害」を指すものを分析の対象とした。用例を、目視によって障害の「個人モデル」(医学モデル)的用法―個人における心身機能の医学的制約に焦点を置く―と、「社会モデル」的用法―社会的障壁に焦点を置く―に分類した。そして、各用例における「障害がない」が射程とする否定の対象を精査した。その結果、人体における障害に関する用例においては「個人モデル」的用法が顕著であるものの、社会的障壁を示す「社会モデル」的用法も主に法制度や社会啓発に用いられていることが明らかになった。, application/pdf, 関西学院大学, Kwansei Gakuin University}, pages = {136--143}, publisher = {国立国語研究所}, title = {「障害がない」はどのような状態を指すのか : 日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)および筑波ウェブコーパス(TWC)の分析より}, volume = {5}, year = {2020}, yomi = {ミヤザキ, ヤスシ} }