@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00003158, author = {近, 大志 and 神原, 一帆 and Chika, Taishi and Kambara, Kazuho}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2020, 開催地: オンライン, 会期: 2020年9月8日−9日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 複合名詞(NN-Compound; NNC) は構成要素に還元できないような名詞間の意味関係を含むため,構成性を前提としたアプローチに対して重大な問題を喚起する(cf. Partee 1995).Levin et al. (2019) は「後部要素N2 が自然種であるか人工物であるかによって,NNC の解釈のパタンが特定のクラスに収束する」という一般性の高い仮説を提唱した。本研究ではこの仮説が日本語においても有効かどうかを検討するため,BCCWJ から[格助詞|普通名詞|普通名詞|格助詞] のパタンに合致する事例を無作為に500 件抽出し,N2 が人工物・自然物であるかを判定した。その結果,N2 は人工物・自然種の区別では説明できない要素を多分に含むだけではなく,この区分に該当する半数近くの事例がLevin らの説明からは十分に記述できない意味関係を持つことが判明したため,本仮説は日本語のNNC では必ずしも妥当ではないと結論づけた。, application/pdf, 京都大学, 京都大学, Kyoto University, Kyoto University}, pages = {12--19}, publisher = {国立国語研究所}, title = {日本語複合名詞へのコーパス基盤アプローチ}, volume = {5}, year = {2020}, yomi = {チカ, タイシ and カンバラ, カズホ} }