@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00002574, author = {本多, 由美子 and Honda, Yumiko}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2019, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2019年9月2日−4日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 「にあたって」や「にしたがって」などの動詞を含む複合助詞は、動詞の意味が形式化した表現である。本動詞としての意味が失われていれば、動詞は仮名で表記される傾向が強くなると予想されるが、実際には「に当たって」や「に従って」という漢字を用いた表記も見られ、その傾向は明らかではない。そこで本発表では『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を用い、複合助詞12形式について複合助詞と同じ形式の用例を抽出し、複合助詞と本動詞の意味に分けて、表記を調査した。その結果、和語の動詞を含む複合助詞は仮名で表記される傾向が強く、「に関して」「に対して」のような漢語の動詞を含む形式は漢字で表記される割合が高いことが観察された。また、「をもって」は前に接する語の意味が表記の違いの要因になることが示唆されたが、「にあたって」は前に接する語および係り先の語の種類と、表記とに有意な差は見られなかった。, application/pdf, 一橋大学, Hitotsubashi University}, pages = {94--105}, publisher = {国立国語研究所}, title = {『現代日本語書き言葉均衡コーパス』における複合助詞の表記 : 動詞の漢字表記に着目して}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {ホンダ, ユミコ} }