@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00002573, author = {加藤, 恵梨 and Kato, Eri}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2019, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2019年9月2日−4日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本研究は、『名大会話コーパス』を調査対象とし、「まあ(ね)」が発話の冒頭で使われる場合、どのような意味および用法を有するのかを調査・分析することを目的とする。『名大会話コーパス』で「まあ(ね)」が発話の冒頭で使われている事例は691あった。まず、先行研究の検討をもとに、「まあ」の基本的意味は、相手の発言を受けとめ、とりあえずの反応を示すとともに、その話題について積極的に話を展開するつもりはないという態度を示すことであると述べた。この積極的に話を展開するつもりはないという態度が文脈によって様々な用法を帯びる。また、「まあ(ね)」が発話の冒頭で使われる場合、回答要求文に対する応答と、平叙文・感嘆文に対するコメントで使われている。前者においては、「消極的肯定・同意」「消極的否定・反論」「直接性回避」「応答回避」「視点転換」という用法があることが分かった。一方後者においては、「共感・同意」「意見・考え」「譲歩」「(控えめな)反論・訂正」「補足」という用法があることが分かった。, application/pdf, 大手前大学, Otemae University}, pages = {85--93}, publisher = {国立国語研究所}, title = {発話の冒頭で使われる「まあ(ね)」について}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {カトウ, エリ} }