@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00002565, author = {泉, 大輔 and Izumi, Daisuke}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2019, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2019年9月2日−4日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本稿は文が名詞に直接先行する形式(「母さん助けて詐欺」「早く帰れオーラ」など)について、コーパスを用いて実例を収集し、その形式的な特徴を明らかにすることを目的とする。本稿で明らかになった形式的な特徴は、(1)当該の形式を形成する名詞は抽象的な概念(活動、言語、程度性など)を表す名詞であり、和語よりも造語力の高い漢語・外来語が多いこと、(2)名詞に先行する文には心情や印象が述べられた発話形式が多く、その発話形式は後部要素である抽象概念の内実を言語化したものであること、(3)文末のモダリティ形式によって後続しやすい名詞には差があること、(4)当該の形式は一般的な複合名詞の持つ意味構造と同様に、後部要素が類概念を表し、前部要素の発話形式がその類概念を特徴づける種差として機能するという意味構造を持つことである。, application/pdf, 東京外国語大学, Tokyo University of Foreign Studies}, pages = {2--14}, publisher = {国立国語研究所}, title = {文を包摂する名詞の形式的な特徴に関する考察}, volume = {4}, year = {2019}, yomi = {イズミ, ダイスケ} }