@article{oai:repository.ninjal.ac.jp:00002120, author = {岡部, 嘉幸 and OKABE, Yoshiyuki}, journal = {日本語科学, Japanese Linguistics}, month = {Apr}, note = {中央学院大学, 本稿はハズダとニチガイナイについて以下の主張を行う。1.ハズダとニチガイナイを全体として同一の意味類型に属するものと見なした上で,両者の置き換えの可否を「判断の根拠の確かさ」に求める議論には問題があること。2.ハズダとニチガイナイの置き換えの可否は,両者を異なる基本的意味と用法の広がりとをもつ二形式と見なした上で,その両者の用法の一致する条件を記述するという形で説明可能であること。3.具体的には,ハズダとニチガイナイは,(1)語られる事態が現実の世界で成立するかどうかを問題にする,(2)話し手は語られる事態が現実に成立しているかどうかについて未確認である,(3)ある状況Aと語られる事態Bの問に「A→B」という時間的先後関係がある,という条件を満たし,「その事態が現実に成立する可能性が高い」と予測する用法(〈みこみ〉用法)の場合にのみ置き換えが可能になり,それ以外の用法では置き換えが不可能であること。, application/pdf}, pages = {109--122}, title = {ハズダとニチガイナイについて : 両者の置き換えの可否を中心に}, volume = {13}, year = {2003}, yomi = {オカベ, ヨシユキ} }