@article{oai:repository.ninjal.ac.jp:00002049, author = {中村, 裕昭 and NAKAMURA, Hiroaki}, journal = {日本語科学, Japanese Linguistics}, month = {Apr}, note = {海上保安大学校, 可能構文では従来の研究で主語や目的語の格交替現象が関心を集めてきたが,実際には語幹動詞の付加詞や項及び付加詞の所有者も主格「が」で標示されうるし,さらに,このように多彩な意味役割を持つ主格名詞句が,名詞化構文で通常の主語と同様に例外なく「が-の」交替を受けることができる。本研究は,柔軟な表層の構成素の結合を許す(結合)範疇文法の枠組みを採用し,可能構文では,可能接辞「られ」が語彙特性として,空所を含む補文を下位範疇化し,義務的な関数合成により補文と結合すると仮定すれば,この構文に見出せるほとんどの格交替現象に統一的な説明を与えることができると主張する。, application/pdf}, pages = {133--144}, title = {可能構文における格交替現象について}, volume = {7}, year = {2000}, yomi = {ナカムラ, ヒロアキ} }