@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:02000175, author = {大島, 一 and セリック, ケナン}, book = {日琉諸語の記述・保存研究}, month = {Mar}, note = {会議名:令和5年度第1回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会, 開催地: 国立国語研究所&オンライン, 会期: 2023年6月10日, 主催: 国立国語研究所「危機言語」「イントネーション」両プロジェクト, 本稿では宮古語諸方言における複数形式を対象に実施した予備的調査の結果について報告する。まず,宮古語の各方言では少なくとも二つの複数形式が用いられるが,複数形式の実態とそれらの複数形式の名詞への付き方は諸方言により多様であることが観察された。また,日本語共通語ではふつう非ヒト名詞に複数形式は付けられないが,宮古語の一部の方言では非ヒト名詞にも複数形式の付加が制限なく可能であることが分かった。その他に,数以外の意味的範疇(「軽卑」など)が関わる用法も観察しており,宮古諸方言における複数形式のバリエーションには様々な変数が関与すると考えられ,これらの変数について予備的な整理を試みる。, application/pdf, 国立国語研究所, 国立国語研究所}, pages = {6--18}, publisher = {国立国語研究所}, title = {宮古語諸方言での名詞句階層でみる複数性表現に関する予備的調査報告}, volume = {2}, year = {2024} }