@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:02000133, author = {東泉, 裕子 and Higashiizumi, Yuko and 髙橋, 圭子 and Takahashi , Keiko}, book = {言語資源ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源ワークショップ2023, 開催地: オンライン, 会期: 2023年8月28日-29日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター, 現代日本語において「ゼヒ」は副詞用法が中心であるが、感動詞的用法への拡張も見られる。「ゼヒ」は歴史的に見ると「是」と「非」という漢語の文字通りの意味の名詞から副詞へと意味・用法が拡張し、近代以降に副詞用法の使用頻度が高くなったという。本研究では、書き言葉のコーパスの会話部分ならびに話し言葉のコーパスの会話を利用して、近現代語の会話における「ゼヒ」の用例を調査した。調査の結果、(i)「ニ」を伴わない「ゼヒ」の形式の副詞用法が最も頻度が高く、名詞用法はわずかであること、(ii) 副詞用法の使用比率は20世紀のほうが19世紀後半より高いこと、(iii) 現代語の会話のコーパスでは「ゼヒ」や「ゼヒゼヒ」などの形式で相手の発話への応答としても用いられ、感動詞的用法への拡張が見られることがわかった。, application/pdf, 東洋大学, 東洋大学, Toyo University, Toyo University}, pages = {252--262}, publisher = {国立国語研究所}, title = {近現代語コーパスにおける漢語「是非」}, volume = {1}, year = {2023} }