@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:02000057, author = {落合, いずみ and OCHIAI, Izumi}, book = {Evidence-based Linguistics Workshop 発表論文集, Proceedings of Evidence-based Linguistics Workshop}, month = {}, note = {会議名: Evidence-based Linguistics Workshop 2023, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2023/09/14-15, 主催: 国立国語研究所、神戸大学人文学研究科, アタヤル語群祖語における「星」は、アタヤル語スコレック方言のbiŋahとセデック語トゥルク方言のpəŋəh(セデック祖語* pəŋəh)を比較した上で、*biŋəhと再建されうる。セデック語では化石後方接中のが挿入された。しかしアタヤル語ではその他の方言においてbeyaŋah, hayaŋah, bəliyaquh, haŋituxなど様々な形式が報告されている。これらの形式もアタヤル語群祖語 *biŋəhに由来するものであるが、それぞれの形式において形態的、または音韻的変化を経ている。形態変化として (i) 化石前方接中辞<əl>の挿入、(ii) 化石後方接中辞の挿入(アタヤル語群祖語 *に遡る)、 (iii) 化石接尾辞 -tux(または-tuh, -quh)の付加とそれに伴う語尾の脱落、(iv) 音位転換が起きた。音韻変化としてb > h、h > k、ŋ > yへ変わるという不規則的な子音の変化が突発的に起きた。これらの変化のうちどれが生じたかについては方言間で違いが見られるため、同源語としての関連性が見えにくくなっている。, application/pdf, 帯広畜産大学, Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine}, pages = {1--13}, publisher = {国立国語研究所}, title = {アタヤル語群の「星」に見られる様々な派生形}, volume = {2}, year = {2023}, yomi = {オチアイ, イズミ} }