@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00001703, author = {本多, 由美子 and HONDA, Yumiko}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2018, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2018年9月4日-5日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 宮島(1969)によると,明治時代に比べ現代では二字漢語を構成する漢字の意味はとりにくくなっており,漢語の造語力が弱まった原因の1つであるという。このことを宮島(1969)は『郵便報知』と『現代雑誌九十種』のデータを用いて示した。本稿では『現代雑誌九十種』以降の傾向を捉えるために,宮島(1969)と同様の方法で『現代雑誌九十種』のデータと『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の「新聞」「知恵袋」とを比較した。比較の観点は二字漢語の構成漢字の「一字漢語の独立用例の有無」と「訓読みによる用例の有無」である。その結果(1)『現代雑誌九十種』以降,「一字漢語」と「訓読み」の用例を有する漢字は減少傾向にあり,(2)『現代雑誌九十種』以降の「訓読み」の減少幅が大きいことが確認された。このことは,部分的,間接的にではあるが,二字漢語を構成する漢字の造語力が低下傾向にあることを示すものと考えられる。, application/pdf, 一橋大学, Hitotsubashi University}, pages = {531--546}, publisher = {国立国語研究所}, title = {二字漢語を構成する漢字の造語力の変化 : 『現代雑誌九十種の用語用字』データと『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の比較を通して}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {ホンダ, ユミコ} }