@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00001662, author = {劉, 時珍 and LIU, Shizhen}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2018, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2018年9月4日-5日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本発表では否定と呼応する 4 つの類義副詞「あまり」「そんなに」「それほど」「たいして」(以下を「4つの副詞」と呼ぶ)を例に、副詞の程度性について、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(以下を「BCCWJ」と呼ぶ)の調査結果に基づき、先行研究を踏まえた上で、副詞の程度性の下位分類について考察した。研究方法としてはBCCWJを用い、4つの副詞を、「たいして」(全数700例)を除き1000例ずつ無作為抽出し、それぞれの後ろの係り先に注目し、特に形容詞の評価性(『現代形容詞用法辞典』)に基づいて、4つの副詞の正の評価性と負の評価性1を点数化した。その結果、「あまり」と「たいして」は負の評価性がより強く、「そんなに」は正の評価性がより強く、「それほど」は両方ほぼ同じという結果になった。以上のことから、「あまり」は負の評価性をより用いるものの、肯定形の「あんまり」という過度の否定により、程度性の部分性と評価性を両方持つことにより数多く使われ、一方、「そんなに」の正の評価性がより強いのは極限の程度を否定するだけの副詞であるためと結論づけた。程度性の下位分類としては「あまり」と「たいして」が同一の、「そんなに」と「それほど」が同一の下位分類に属することが考えられる。, application/pdf, 東京エアトラベル・ホテル専門学校, Technos College Tokyo}, pages = {136--141}, publisher = {国立国語研究所}, title = {副詞の程度性の下位分類の試み : 「あまり・そんなに・それほど・たいして」を例に}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {リュウ, ジチン} }