@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00001650, author = {菊池, そのみ and KIKUCHI, Sonomi}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2018, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2018年9月4日-5日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本稿は中古和文資料を対象として中古語における形容詞テ形の出現傾向を明らかにするものである。『日本語歴史コーパス平安時代編』を使用し、形容詞テ形と形容詞ゼロ連用形 の用例を抽出して両者の比較から以下の 3 点を明らかにした。まず、形容詞の連用形全体に占める形容詞テ形の割合はおよそ1割であり、動詞の場合にはテ形が9割を超えることと対照的な結果が得られた。これに加えて現代語における同形式との比較によって通時的な変化についても問題を提起した。次に形容詞テ形の出現傾向は文章のスタイルに影響を受けないことを指摘した。最後に「あり」、「をり」などの存在動詞が後続する場合についてテ形の出現傾向を形容詞の意味分類を踏まえて分析した。その結果、テ形の場合には「感情」や「評価」を表す形容詞が多い一方でゼロ連用形の場合には「状態」を表す形容詞が多いということが明らかとなった。, application/pdf, 筑波大学, University of Tsukuba}, pages = {12--26}, publisher = {国立国語研究所}, title = {中古語における形容詞テ形をめぐって : 形容詞の意味分類との関わりから}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {キクチ, ソノミ} }