@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00001543, author = {本多, 由美子 and HONDA, Yumiko}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2017, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年9月5日-6日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本稿では「~につきまして」や「~に関しまして」などの複合格助詞における丁寧形の機能について考察する。複合格助詞の丁寧形は講演など改まった場面での話し言葉に現れる表現であるが,一般的には丁寧さが加わった表現とされ,使用傾向についての分析はあまり行われていないようである。本稿では『日本語話し言葉コーパス』の講演のデータを用い,複合格助詞21形式について丁寧形と普通形の比較を通して分析を行った。その結果,複合格助詞の丁寧形は表現によって用いられる程度が異なり,また丁寧形が用いられる場合,「~につきましては」のように助詞の「は」や「も」がついた形式が普通形よりも多く用いられること,さらに普通形よりも丁寧形の方がより遠くに係る傾向があることが明らかになった。これらの結果から,複合格助詞の丁寧形は,丁寧さを加えるのみならず,普通形と比べてより広い機能を有することが示唆される。, application/pdf, 一橋大学}, pages = {258--267}, publisher = {国立国語研究所}, title = {複合格助詞における丁寧形の機能 : 『日本語話し言葉コーパス』を用いた分析}, volume = {2}, year = {2017}, yomi = {ホンダ, ユミコ} }