@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00001519, author = {張, 莉 and ZHANG, Li}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2017, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年9月5日-6日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 非情物が主語になる受身(非情の受身と略す)は古代語においては動作・作用が非情物に働きかけてくるという出来事の意味を表すのは稀であり、状態の意味を表すと言われる。「状態」の意味が現代語においてどの程度の割合を占めるのか。現代語の非情の受身の「状態」の意味をどう捉えるべきか。本稿は、BCCWJを使い、述語動詞の構文形式を手掛かりに考察を行った。現代語の非情の受身の意味は、「状態」に限らず、「出来事」、「反復」など様々である。非情の受身は本質的には非情物主語が動作主の行為によって物理的な影響を受ける意味を表し、「状態」などは「動作主の行為によって物理的な影響を受ける」という意味に「る・ている」などが加わって生じた文全体の意味である。通時的に見ると、状態の意味の占める割合の変化も、現代語の非情の受身が古代、近代に比べて多様であるのも、文体や文章の特徴の変化、すなわち言語生活の変化によるといえよう。, application/pdf, 上海外国語大学}, pages = {34--39}, publisher = {国立国語研究所}, title = {非情の受身の状態の意味について}, volume = {2}, year = {2017}, yomi = {チョウ, リ} }