@inproceedings{oai:repository.ninjal.ac.jp:00001516, author = {王, 海涛 and WANG, Haitao}, book = {言語資源活用ワークショップ発表論文集, Proceedings of Language Resources Workshop}, month = {}, note = {会議名: 言語資源活用ワークショップ2017, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年9月5日-6日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター, 本研究は、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を対象にして、日本語の特殊形容詞(「多い、少ない、遠い、近い」)の連体修飾(装定用法)の使用実態と修飾構造ごとの特徴について考察したものである。形容詞は名詞を修飾する際、「連体形+名詞」の形をとるが、特殊形容詞は、一般に「連用形+の+名詞」の形をとる。これまでに特殊形容詞が連用形によって装定用法を形成する理由について研究が行われてきたが、その使用実態を網羅的に調査・分析した研究は見られない。そこで、本研究では、BCCWJから特殊形容詞の装定用法の用例を抽出し、その用例を修飾構造ごとに分類、それぞれの構造ごとに意味的な特徴の記述を行った。その結果、装定用法の「連用形+の」と「連体形」の出現傾向には違いがあり、同じ特殊形容詞であっても、助詞のつく修飾構造の分布に偏りが見られた。また、「名詞+に」が連体形の前にくる装定用法が容認されていることも明らかとなった。, application/pdf, 京都大学}, pages = {2--8}, publisher = {国立国語研究所}, title = {日本語特殊形容詞の装定用法の出現傾向について}, volume = {2}, year = {2017}, yomi = {オウ, カイトウ} }