2022年1月28日
先頃、JaLC(ジャパンリンクセンター)参加規約および運営規則の改正により、JaLCシステムに登録されたコンテンツの、抄録を含むメタデータを、すべての第三者が自由に利用できることになったとの通知がありました。国立国語研究所の学術情報リポジトリで公開し、JaLC DOIを付与している論文等にも、2022年4月以降、この運用が適用されます。
このことに対応し、国立国語研究所では「学術情報リポジトリ運用指針」を改正し、今後は原則として抄録の自由利用の許諾を得た論文等を登録していくことにしました。
また、既に登録済みの論文等については、2021年11月から12月にかけて、該当する著作権者の皆様へ「リポジトリに登録した論文等の抄録データの自由利用開始に伴う著作権許諾のお願い」という文書をお送りし、確認をお願いたしました。その結果、2021年12月28日までに、第三者による抄録の自由利用に差し支えがある旨のご連絡をいただいた1件については、当該抄録の自由利用が行われないように対応いたします。自由利用にご理解を賜りました皆様、また、丁寧に許諾のお返事を下さった皆様、著作権者への連絡にご協力いただいた関係機関の皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
なお、後掲2件の論文については、遺憾ながら、著作権者への直接連絡がとれておりません。著者及びご関係者の目に留まり、抄録データの自由利用に差し支えがある場合には、リポジトリ担当( repository[at]ninjal.ac.jp [at]を@に変えてください)までご連絡賜りますようお願い申し上げます。2022年3月31日までに申し出がない場合は、許諾をいただいたものとして、抄録を含む論文の公開を継続させていただきたく存じます。
(1)岡田 優也
(2)柴田 好葉